講習・テクニック

私が講習を受けた時の話

講習に誘われて

ポームを始めてすぐ、2014年か15年だったと思います。知人から「性感というか、愛撫というか、セックステクニックの講習会というのがあるんですけど、一緒に行きません?」と誘われました。

私のテクニックは、ポームを始める10年ほど前から重ねた試行錯誤の結果で、講習を受けたことはなく、いわば自己流でした。他のプロの方がどのようなテクニックを使うのか、見て学ぶことは重要だと思い、その知人と一緒に受講することにしました。

ポームを始める前は同好の士、始めてからは同業者さんとの付き合いがなく、新たな知識を得ることが難しい私には、この講習がとても大きなものでした。

会場は講師さんのご自宅。参加者は男性が10人ほど、女性が一人か二人でした。最初に講師の助手さんがオイルマッサージの実演をして、そのあと講師の講義という流れです。

講義自体は実の有るものでしたが、講師の方が講習の資料を作成していなかったようで、話があっちに飛んだり、こっちに飛んだり。分かりづらいところもありました。

すでに知っていることもありました。でも、それは無駄ではなく、「自分のやり方は間違っていなかったんだ」という確認になりました。

講習で得た収穫

いちばん大きかったのは、「なぜ気持ちいいのか」という理由がわかったことです。

「こうすると気持ちいい」というのは経験則でわかっていましたが、理由までは考えずにやっていました。例えば、女性の股に手を入れて、親指の付け根の付け根、大菱形骨の辺りをクリトリスに押し当てると気持ちよくなる。そうした経験でわかっていたことに理由がついたのです。理由がわかると、他の箇所にも応用できることがわかりました。

ほかの収穫は、圧の使い方、局部のほぐし方、ハグの仕方でした。

圧の使い方では、学んだことをベースに、なぜ効くのか、どのような場所で有効か、圧の加え方のバリエーション、やらないほうが良いことを整理しました。

局部のほぐし方では、大まかな考え方を学びました。それを実践しているうちに、具体的な手順、快感のスポットが現れる場所と、それが中まで繋がっていることを発見しました。これらは、ポームのベーシック講習でご説明しています。

講習を受ける意味

どんな講習でもそうですが、経験が少ないうちは知らないことばかりで、得るものがとても多いです。

では、経験者に講習は必要ないのかといえば、一概にそうとは言えないと思います。他の人、プロも同じことをしているんだと確認できたり、「なぜそれをするのか」「なぜ気持ちいいのか」を理解できたりするのは、大きな糧になります。

講習を受ける意味は、知らないことを教わるだけではないのだと思います。

もうひとつ、実際に目で見ることは必要だと思いました。動画を見ただけでは、理解できなかったと思います。

この経験を活かして

あの日、講習に行って、自己流でしてきたことの答え合わせができ、その理由も理解できました。これはとても大きな収穫で、講習会に参加してよかったと思います。

この講習会での経験を活かして、ポームの講習では、伝えたいことの資料をしっかり作り、それをもとにおこなっています。そして、「なぜ」を説明することを心がけています。

経験の有る無しにかかわらず、気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。お力になれれば嬉しいです。

-講習・テクニック