セラピストが思ったこと

Gスポットは本当にあるのか?探し方より「整え方」の話

2026/04/24

Gスポットを探そうとしたけれど、よくわからなかった。
触っても感じない、と言われた。

という話をよく聞きます。

でも多くの場合、
「場所がわからない」
のではなく、
「感じられる状態になっていない」
可能性が高いです。

そもそも、Gスポットってなに?

Gスポットは、膣内のおなか側にあるとされる、感じやすい部位(スポット)のことです。

1950年代にドイツの産婦人科医グレーフェンベルクが報告したことから、その頭文字をとって「Gスポット」と呼ばれるようになったそうです。

場所の目安としては、

膣口から入って5〜7cmほど、前壁(おなか側)の少しザラザラした部分

とされています。

感覚的には、男性から見て、第二関節位まで指を入れて中央よりちょっと左にあり、

  • ザラザラしている
  • ポチッとした何かがある
  • 筋張っている
  • 脈を打っている

など、触ってみて他の場所とはちょっと感触が違う場所です。

ただし、「ここを押せば必ず感じる」というものではなく、人によって感じ方も場所のズレも異なります。

膣内で感じるポイントはGスポットだけではなく、ポルチオ(子宮口の周辺)や、膣の側面・背面にも複数のスポットがあります。
Gスポットはあくまでその代表格として知られているにすぎません。

性感・セックステクニック実技講習(アドバンス)にて、膣内にある15か所位のスポットの場所と刺激方法をお伝えしています。

クリトリスとの違い

クリトリスは外から刺激できるのに対し、Gスポットは膣内を指で圧をかけることで刺激します。

感じ方も異なり、ある女性が、

クリは鋭く、中は深い

と表現していました。

クリトリスが「鋭い快感」に近いとすれば、Gスポットは「深い、体の奥から来る感覚」なんでしょうね。
どちらが優れているということではなく、それぞれ異なる感覚だと思います。

Gスポットは本当にあるのか

Gスポットについては、「存在しない」「人によるが存在する人もいる」「単一のポイントではなく複合的なゾーン」と意見が分かれているようです。

施術の現場で感じることは、 膣内の同じ様な場所を、圧すと——体がビクンと反応する女性がかなりいるということです。
このことから、私は、Gスポットを含めて、快感を感じるポイントは存在すると思っています。

そして、「Gスポットはあるのかないのか」という疑問より、「なぜ感じる人と感じない人がいるのか」かが、重要と考えています。

感じない理由は、だいたい3つに絞られる

  1. Gスポットがある場所を、まだ圧されたことがない
  2. 圧されているが、脳がその信号を「快感」と認識していない
  3. 感じられる状態(整った状態)に、まだなっていない

Gスポットがある場所を、まだ圧されたことがない

経験が浅い、もしくは、Gスポットを刺激されることなく行為が終わってしまい、十分にGスポットを刺激されていないため、その存在自体分かっていない。

圧されているが、脳がその信号を「快感」と認識していない

Gスポットを圧すと、「変な感じがする」「違和感がある」ケース。

Gスポットが圧されると、脳に信号は送られるが、脳がその信号の意味を理解していないので、「変な感じ」「違和感」となる。

このケースの女性はかなり多いです。

脳が信号を「快感」と認識すると、膣内のポイントすべて快感となります。

以前このような例がありました。

中が感じないと言っていた女性に、Gスポットがあると思われる場所を静かに圧してみると、「変な感じがする」という反応で、一回目の施術はそれで終了となりました。

2回目の施術で、同じことを繰り返したとき、ある瞬間に「えっ?何、これ」と戸惑いの声が出た。
その直後から、さっきまで「変な感じ」だった場所が、感じるようになっていました。

脳が信号を「快感」と認識した、その瞬間です。 これはGスポットがなかったのではなく、「感じる状態」になっていなかっただけのことでした。

感じられる状態(整った状態)に、まだなっていない

上の1と2はどちらも、「整っている」ことが前提の話です。
整っていない状態でGスポットを押しても、脳に正しく信号は届きにくい。
順番が違うと、何をしても感じにくい——そういうことが、意外と多いのです。

「整える」とはどういうことか

ポームの施術に一貫しているのは、「整えてから進む」という順番の考え方です。

膣内を触る前に膣口を整える。
膣口を触る前に、その周辺を整える。
局所に触れる前に、全体をほぐす。

「何事にも準備が必要」これは当たり前なのに、実際には省略されることが多い。 「先に進む」ことを急いで、整える時間を飛ばしてしまう。

ポイント

「整える」ということ

スポーツの前に準備運動をするのは「怪我をしないため」だけではありません。
体を温めることで、パフォーマンスが変わります。

感覚もそれと同じで、「受け入れられる状態」になってから触れるのと、 なっていないまま触れるのとでは、反応がまるで異なります。

膣口を「整える」という技術

ポームが特に大切にしているのが、膣口を整えるという段階です。

よく誤解されるのですが、「入口が気持ちいい」というのは、第一関節位まで指をいれると気持ちいいことではありません。

膣口を「整えると」、ほんの数ミリ、というか、「膣口に指を軽く引っ掛ける」だけで気持ちよくなるのです。

膣口そのものを、ゆっくり時間をかけてほぐしていく。 素の状態から、「受け入れられる状態」に変える。 その変化の中で、膣口に感じるポイントが生まれます。

指を動かさない、という選択

膣内でGスポットを見つけたら、激しく動かすのではなく——そっと圧を当てて、待つ。

体がビクンと反応する。その反動でGスポットがまた押される。また反応する。 この繰り返しが、体の奥から湧き上がるような感覚を生みます。

「強く動かすほどいい」という思い込みとは、正反対のアプローチです。 でも、整った状態で始めると、動かさないほうがよほど深く感じる。 これはGスポットに限らず、すべての段階で同じことが言えます。

「探し方」より「整え方」を知ること

Gスポットの場所を知っても、感じられるとは限りません。

それよりも、まず、感じられる状態に整える方法を知ること、そして感じられる状態でGスポットを探す——その順番の意味を知ること——のほうが、実際には変化につながりやすい。

うまくいかないのは、あなたや相手の体の問題ではなく、順番の問題であることが多いのです。 学ぶ機会がなかっただけで、知ればできるようになることは、たくさんあります。

ポイント

ポームの施術・講習について

ポームでは、この「整える」という考え方を施術と講習の両面で実践しています。
女性の方が体験として試してみたい場合も、パートナーや自分自身の技術として再現したい場合も、 それぞれに合った形でご案内しています。

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この記事で触れた「整える」という考え方は、ポームの施術と講習の両方に一貫しています。

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身につけたい方へ 整え方・Gスポットの場所・指の使い方を実践的に学びたい方は、性感・セックステクニック講習をご覧ください。Gスポットを含む膣内15か所のスポットの場所と刺激方法をお伝えしています。

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